第６回モテギ7時間エンデューロ 後編

ピット閉鎖の時間帯に選手交代がぶつからないように、ラップタイムを計算して周回数を決めてくれたのはK44師の奥様(^_^)。おかげでタイミングはばっちり。マヂ走りチームの方も順調に周回を重ねている様子。
（写真は全てCanon EOS 5D Mark II + EF24-105mm f/4L IS USM）



ピットの閉鎖が解除されると、レースも残り3時間ほど。
3回目の出走準備を整えて待っていると、K44師が帰ってきて「かなりきついからゆっくり行ったほうがいい」と云います(@_@;)・・話し込んでいる時間はないので、何でだろ？と思いつつスタート。

コースに出てしばらく走って・・その意味が判りました。4時間の選手達がみんないなくなってしまい、コースにいる人数が大幅に減ったのです。その分走りやすそうな気がしていたのですが、逆に集団が無いのです。ここまでの自分史上初な必死ぶりで疲労もたまり、空気抵抗を避けられる集団もなく・・どんよりしながら走っていると、後ろから高速列車がやってきました。

先頭を曳いていたのはEQA・梅丹本舗・GDRの菊池選手だったと思う。私の右側を追い越しざま、振り返りながら満面の笑顔で「もし良かったら後ろにどうぞぉ〜」と声をかけてくれました。>^_^< きっとあまりに辛そうな背中を見て、声をかけてくれたんだと思います。「ありがとうございま〜す」と返事をして、後ろに入ろうとしたら・・・その列車の長いこと・・30人以上はいたでしょうか(^_^;)隙間を見つけてようやく乗車。

しかしながら、せっかくのご好意でしたが半周もしないうちに降車・・(^_^;) でも、あの時声をかけてもらった事は随分エネルギーになった気がします。結局この時は13分〜14分代のラップタイムとなりました(~~;)
レース終盤でハプニング発生。7時間が近づいたところで、ゴールに備えて再びピットロードが閉鎖されます。その時走っていたのは第５走者Ｍさん。ピット閉鎖のカウントダウンが始まり、チームのみんなが「Ｍさんがアンカーだな」と思っていたら・・15秒前になってピットに入ってきました(@o@;)



ジャージも、シューズも脱いでいた第１走者のK44師（笑）大慌てで準備。もちろん、このタイミングで交代をしたチームは他にありません（笑）でも、いいんです我々はFun Rideですから(^_^)

無事にゴールして帰ってきたK44師。もうこの笑顔がFun Rideそのもの。皆様お疲れさまでした。

レース終了後、みんなで記念撮影。
初めましての皆様に自己紹介をした朝7時の試走時から、一緒に汗だくで走り、選手交代を繰り返すうちに絆が生まれて来て、終了時には一丸となっている(^_^)当初K44師に誘われた時は、レースに出る（＝競争する）なんて全く考えられなかった。
誰かに勝つとかよりも、ほんの一歩づつでもいいから自分に負けないようになりたい。
そんな思いでこの日を目標に努力をしてきました。
K44師をはじめ、一緒に走ってくれた方々には心から感謝！
終わったばかりなのに「また来年、進歩している自分に会いにここに来よう！」と心に誓いました(^_^)