2011年5月31日火曜日

SkypeとCamtwist

震災・原発関連のエントリーばかり書いていましたが、他にもブログネタはいろいろありました。まず一番はおそらくこれ。「SkypeとCamtwist」

Windows版Skypeでは以前からグループビデオ会議が使えていたようですが、Macは今年になってから正式に使えるようになったようでした。実は毎月第2週あたりに月例ミーティングを約20名が集まって行うのですが、参加者の一人は宮崎県、二人は愛知県、一人は福島県という事で、その交通費や時間を考えるとSkypeが使えたら良いなぁと思っていたのでした。


Canon EOS 5D Mark II + EF35mm f/2

Mac版のリリースに合わせてさっそく導入、遠方の参加者はWindowsにLogicool HD pro Webcam C910の組み合わせ。こちらの会議室にはLogicool HD pro Webcam C910を2台、ビデオカメラのアナログ出力をUSBビデオキャプチャーで取込む仕様で1台、計3台のカメラをCamtwistで適宜切り替えながらミーティングを行うようにセッティングしてありました。

それにしてもCamtwistの素晴らしさは筆舌に尽くしがたく、インポーズやデスクトップのキャプチャー、画像のエフェクトなどおおよそ必要な事が全て出来る。

感謝感激(^_^)v


GR DIGITAL II

が・・しかし・・何度かのSkypeのアップデート後に突然Camtwistが認識されなくなってしまいました。国内で情報を探しましたが、UstreamでCamtwistを使っている情報ばかりでSkypeでの使用情報は見つけられませんでした。仕方が無いのでオフィシャルサイトの英語のディスカッションを見に行ってみると、同様の書き込みを見つけるも、Skypeに要望を出してくれっていう主旨の回答のようです。

Skypeも会議での使用を提案するなら複数カメラの切り替えくらいはサポートして欲しいと思います。

あぁ〜それにしても残念無念。なんとかしてよぉ〜Skype!

2011年5月28日土曜日

20mSv問題が前進(^_^)v

気になっていた福島県の学校の20mSv/年問題もようやく前進があった様子。5月27日に行われた文科省の高木義明大臣が会見し《福島県内における児童生徒等が学校等において受ける線量低減に向けた 当面の対応について》 という発表を行った。1mSv以下を目指すという文言が加えられている。土壌に関しての線量低減措置もようやく始まるようだ。文言だけでなくどのように実行されるかを見守って行きたい。


Canon EOS 5D Mark II + EF35mm f/2

このところ震災・原発関連ばかりのエントリーになっていて気が引けるが、一番の関心事であった20mSv問題が前進した事はなにより嬉しい。不安の中で子育てしていた福島市の友人や仕事仲間達。

よかった(*^_^*)

2011年5月7日土曜日

藤田のりひこ議員のタウンミーティング参加

肩の縫合テープを外してもらって、半年間のモヤモヤがようやく晴れた気がした土曜日。Twitterのタイムラインに私の選挙区から選出された藤田のりひこ議員の「本日午後4時から毎週定例のタウンミーティングを蒲田駅西口の藤田のりひこ事務所にて行います。テーマは福島原発事故対応についてです。南相馬市の警戒区域内視察の報告など行います。是非ご参加下さい。」とのツイートを発見。

Canon EOS 5D Mark II + EF35mm f/2
これ幸いと事務所に電話をして参加表明。 定刻15分前くらいに事務所に到着し、会議室に入ると先に3人程の方がいらしてました。その後続々と参加者がやってくる。どうやらほとんどの方はおなじみさんの様子。街中に貼ってあるポスターでしか見た事のない藤田議員が時間通りにやって来てタウンミーティングスタート。初参加は私を含めて2名。進行の勝手が判らないのでまずは議員のお話を聞く。
この日の内容は藤田氏の5月5日のブログ「南相馬市警戒区域の実態」というエントリーに書かれている視察の報告のようだ。ブログの内容は既に読んでいたのだが、藤田氏はそこに書けなかった現場の様子、被災者の声などが生々しく話してくれた。縦割り行政がもたらしている具体的な弊害などについても聞かせてもらいました。

Canon EOS 5D Mark II + EF35mm f/2
藤田氏は37歳の新人議員さん。政権与党議員新人代議士という彼の立場で正直なところどのくらい党や現政権を擁護あるいは批判するのだろうかと興味を持って臨んだ訳だが、党や官邸などの問題点をきちんと批判する姿勢は評価したいと感じました。
最終的には20人弱ほどの人が集まっていたと思われる中、参加者間の様々な視点での質疑応答や意見交換も参考にはなった。さすがに常連さんは議員さんのミーティングへ足を運ぶ位だから普通の人よりはいろいろな事に敏感なのもうなずける。繰り返し議員から直接お話を聞いていれば情報量も多いだろう。
おおむねこの日のテーマでのお話が終わった頃、初参加なので既出ならばご容赦をお願いしたいとお断りして、福島県の学校の20msv/年という暫定値についてどうお考えか?と質問させて頂きました。仕事でおつきあいのある福島市や郡山市在住の人々が300人もいる私としてはとても他人事ではないのが正直なところ。

Canon EOS 5D Mark II + EF35mm f/2
この20msv問題は改めて詳述する必要も無いほど物議をかもした件ですが、注目していた事案なので出来る限りiwakamiyasumi氏のUstreamで一次ソースを拾っていた。社民党の福島みずほ党首インタビュー、内閣参与の小佐古敏荘が抗議で辞任し、民主党 空本誠喜議員が小佐古氏の代わりにインタビューに答えたり、その他その他ニュース系サイトで出て来る批判の山(^_^;)・・果ては海外からも非難を浴びるありさまだ。
藤田議員の回答は「ICRPの定めた1〜20msv/年の範囲の中で、これまで最も厳しい1msv/年としていたものを、そのまま運用すると避難地域などにしてしまうと地域のコミュニティを崩壊させる可能性もあり、政府としては国際基準上限まで引き上げてこれを回避したということです」という報道と同様な回答。
確かにそうなのかも知れない、でも地域コミュニティの維持と子供の安全性を天秤にかけられるのだろうか?
さらに1msvだった基準をどんな議論を経て20msvに引き上げたのかが明らかにされていないのは問題ではないのか?との質問には「確かにやり方への批判の方が多い。突然そういった数字がポンと出て来ると云う事で、警戒区域設定の時と同じ問題が起きている」という回答だった。(実はこの先をさらに質問したかったのだが、他の参加者もいる事から今回は遠慮した。藤田議員の時間があればまたお聞きしたいと思っている)
どうやら同じ民主党議員でも政府の唐突な決定には困惑しているような印象だった。

Canon EOS 5D Mark II + EF35mm f/2
一緒に参加していた常連メンバーからも様々な意見が出ていたけれど、やはり地元の問題ではないだけに現実感が薄い気がした。
およそ1時間半でミーティングは終了。藤田議員と写真を撮って頂いて初体験は終了となった。
20msv/年という基準に至った経緯への不信感は結局何もぬぐい去る事は出来なかった。無論個人的にはその暫定基準を出来るだけ早く見直すか、除染作業を急ぐかしてほしいとは思うけれど、今回はその為に藤田議員のところに出かけた訳ではない。
こんな時だからこそ国を信頼したかったのだ。
有権者として、投票権を行使した一人として、選ばれた議員さんがどんな人なのか、選ばれた後にどんな活動をしているのかを知らないなんて事を反省したからだ。その意味ではご本人に直接会って、質疑応答の機会を得られた事はホームページやブログでは判らない「その人」を感じることが出来たのはとても大きかった。

GR DIGITAL II
私より10歳以上若い議員さん。真摯な態度と正直な発言に安心し、今後の活躍を期待したいと思った。また時間を見つけて会いに行ってみたいと思うと同時に、他の議員さんの話とも聞きくらべてみたいと思った(^_^)
やっぱり会って直接話をするって事がいかに大切かを痛感したのでした(^^)

2011年5月4日水曜日

とーそーしんよりへーじょーしん

いつのまにやらGW。去年の今頃は「しまなみ海道」をK44氏と自転車でツーリングしてたっけ。鎖骨粉砕骨折からほぼ半年が過ぎ、無事にプレート除去手術は終了。しかし、傷口を糸で縫わない手術のため、まだテープが残っている状態。今週土曜にはこれも取れる予定(^^)


Canon EOS 5D Mark II + EF50mmf/1.4USM

さて、このところ趣味の写真ブログにそぐわない内容のエントリーが続いている(^_^;)

尊敬するshiologyの塩澤先生からは「とーそーしんよりへーじょーしん」とのツイートを頂いたりしました(^_^;)。無論誰かと闘争するつもりは全くありませんが、震災・原発事故などの危機的状況の中、実に多くの気付きを得て一皮むけた気がしている。


Canon EOS 5D Mark II + EF50mmf/1.4USM

例えばお茶葉を入れている茶筒は見る角度によって「円」にも「長方形」にも見える。これは「円」だと主張している人は他の人も円に見えるような角度から見せようとし、「長方形」だと主張している人も同様。双方がいかに自説が正しいかを主張しあっているような場合、自分は落ち着いて視点を変えながら全体像を把握して「円筒形」と判断が出来るか。


Canon EOS 5D Mark II + EF50mmf/1.4USM

今回の政府広報も大手マスコミの報道にもあきらかに様々な視点が不足していた。Twitterをはじめとするネットメディアには様々な視点の情報があふれていたが、これは発信者の主観的な情報がほとんどであり、それを理解した上で参考にする事になる。

誰かの判断に身を任せるのは性に合わないのだ。無論結果は自己責任な訳だが、これは会社の経営と同じ事だ。


Canon EOS 5D Mark II + EF50mmf/1.4USM

多面的な情報は普通の人にはかえって混乱の原因ともなるだろうが、その為にマスコミが複数社存在している意味があるわけで、各社それぞれの視点での報道がなされ、見る側が自分の視点にあった報道を選べる事が大切なのではと思う。

また政府の対応や広報を見て少なからず苛立ちを感じたりもしたが、有事の際に突然モンクを云い始めるのではクレーマーと同じじゃないかとも思った。何たって選挙で選んだのは我々自身じゃないか。

そんな時、河野太郎氏の4月23日ブログ「声を上げますか、それとも泣き寝入りですか 」でハッと我に返った。


いろいろと感じる事や思う事があっても、こうやってブログやTwitterでゴニョゴニョ云ってるだけじゃ駄目なんだと。きちんと伝える努力をせずに批判していたんでは陰口と同じ。

確かに選挙には行ってる。でもその後、当選した議員がどんな活動をしているかなんて恥ずかしながら今まで気にした事が無かったのだ(@o@;)


だいたい、今自分の選挙区の衆議院議員と参議院議員の名前すらちゃんと覚えていない始末。河野太郎氏によればデモや署名活動よりも、ちゃんと議員に会いに行っておもいを伝える事が一番大切だと書かれています。なるほど!

で早速調べた。議員の事務所も判明した。時間を見つけて是非行ってみようと思っている。正規の手続きで国民の声を伝える手段がある事を思い出せたのはありがたい。

もちろん闘争心ではなく平常心でだ(^_^)

子供達に手渡す未来の日本をどうするのかという意識も薄く、無関心で人任せにしてきた自分を反省し、まずはやってみる! だ。(^_^)