2008年12月22日月曜日

性善説

自社ビルを購入された仕事の先輩Yさん。22日はそのオープンパーティにご招待頂いて、出かけてきました。私が脱サラして今の仕事を始めてちょうど20年。そう、Y先輩には20年もお世話になっていることになります。

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集まった仲間達にお祝いされて、Yさんご夫妻は本当に嬉しそうでした。20年前も今も変わらないご夫妻の性格はどんな時も「前向きな楽天家」であることと「正直」なこと。

私もこの20年間いろんな人を見てきましたが、リスクを必要以上に考えて足を踏み出せない悲観論の持ち主だと不思議と仕事が大きくならない。石橋をたたき壊すタイプは、チャンスがトラップに見えてしまうのでしょう。

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このYさんは言わば性善説で物事の判断や、行動をするタイプ。私はサラリーマン時代「生き馬の目を抜く」といわれるような世界で仕事をしていたので、Yさんを見ながら「きっとそのうちに策士に騙されたり大失敗したりしちゃうんじゃないか」・・なんて思っていました。

でも・・・Y先輩の仕事はあれよあれよと言う間に急拡大して行きました。

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私もそれを見てそれまでの考え方を改めるきっかけになりました。サラリーマン時代は取引先担当者の言葉と本心のギャップを読み取るべく策をめぐらしたり、ライバルメーカーの担当者と顔を合わせると腹の探り合いをしたり・・仕事ってそいういうのが当たり前だと思っていた。「人を見たら泥棒と思え」みたいな性分が染み付いた。

ところが性善説的な考え方が出来るようになって一番驚いたのが自分の心が楽になったという事。疑心暗鬼な心がなくなると、なんというか・・心が伸び伸び出来るというか・・そんな感覚だった。

それが、まるで子供のような純真さを持って仕事をしても、いやむしろその方が大きくなれるんだと証明して見せてくれたのがY先輩だった。

そんなY先輩がまた背中で見せてくれた。ありがとうございます。

さらに先の道が開けた気がしてとても嬉しくなりました(^_^)

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