蕾をつけていたシクラメンが咲いてくれました。
そこで今日はシフト&ティルトレンズのTS-E90mmf/2.8でも撮ってみました。一般に近くに寄って撮るとピントの合う範囲は非常に狭くなり、前後はぼけた写りになります。ある程度の範囲でピントを合わせたい場合には被写体までの距離を離す方法と、絞りをさらに絞る方法がありますが、デジタルの場合はあまり絞りすぎると逆にぼけてくる現象が出て来ます。
EOS-1Dmark3 + EF100mm f/2.8 Macro USM Av5.6 Tv 1/500
この写真はマクロレンズで前側の花びらにAFでピントを合わせて撮りましたが、少しピンぼけでした(^_^;) 最短撮影距離近くなので、ピントの合う範囲は非常に狭く、すぐ後ろはぼけています。
EOS-1Dmark3 + TS-E90mm f/2.8 Av4.0 Tv 1/250
このTS-E90mm f/2.8というレンズはいわゆる「あおり撮影」が出来るレンズで、普通は直線でカメラに届く光軸を曲げたり、ずらしたり出来る仕組みがついています。昔、小学生の頃の遠足の記念写真などでよく目にした蛇腹のカメラではこういった使い方が出来るのですが、プロはともかく一般的ではありません。そんな特殊な事を普通の一眼レフで出来るので面白いです。
上の写真はTS-E90mm f/2.8 であおって手前の花にピントを合わせながら、奥の2つの花にもそれなりのピントが来るようにしてみました。
GR DIGITAL 2
こちらはいつものGR DIGITAL 2です。こうしてみるとGR DIGITAL 2の写りはやっぱり立派です。とてもあの大きさのコンパクトカメラとは思えません。
GR DIGITAL 2
シクラメンの花弁って下に向いているのって知ってました?花弁は下向きに、花びらは上向きについているんですね。こんなローアングルが簡単に撮れるのはコンデジのいいところ。
蕾はまだ出て来ていますから、しばらくは楽しめそうです(^_^)
2 件のコメント:
シクラメンの花弁を見たのは恥ずかしながら初めて。
へぇ~×10 です。
花も生き物、環境さえ整えてあげれば育つからそれでいい!
って発想よりも、愛情を注いで!
っていう発想が好きです。
花にとっての事実は一つでしょうけど、こっちにだって事実は一つ。
『愛情を傾けて育てた』という事実こそスバラシイ!!
咲いたなら尚嬉しい、だってそれは成功。
目的を遂げられたんですね。
一麺さん、いつもありがとうございます。
咲いてくれたのは本当に感激。
それにも増して、「生命力」のたくましさに感動しました。
半年前のひからびた球根の状態を本当に撮っておけば良かったです。
あの状態からこんなふうに花をつけるなんて今でも信じられません。
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