レディの異変におどるでくさんからコメントをいただきました。「犬の十戒」というもの。ちょっとネットを検索するだけでたくさん出てきます。インターネットで広まった作者不詳の短編詩だそうです。
和訳してくれているサイトもたくさんありますし、「おどるでく」さんのコメントともダブるのでここでは省略。
2007年12月8日 大井埠頭中央海浜公園 の記事で 「人間よりはるかに早く一生を走り抜けてしまうワンコですから、動けるうちに出来るだけ一緒に遊んだ思い出を作っておきたいなぁと・・ちょっとさびしく感じてしまうこの頃のお散歩です。」と書いた時は、まさかこんなにも早く現実を突きつけられるとは思ってもいませんでした。
もちろんレディも今すぐどうかなってしまうような状態になっているわけではありません。ごらんのようにいたって元気です(^^)
でもこの十戒の1番目
1. My life is likely to last ten to fifteen years.
そう、確かに10年から15年の寿命しかないという現実を、目の前に突きつけられて動揺しました。今日がいつまでも続いていくかのような錯覚。知識では犬の寿命はそんなものと知っています。でも知っている事が目の前で起きたのだから何の不思議も無いのですが・・・なんというか・・それとこれとは別みたいな感覚。
獣医さんいわく「残念ながら治療法はありません。今後はこの心臓を少しでも長く動くように気をつけることです」「出来るだけ走らせたり、興奮させたりしない事が大事です」
そう云われて、大好きなお散歩に連れて行くことすら恐ろしく思ってしまいました。でも、大好きなお散歩を我慢させて少し長生きすることが本当にレディの望みなのか?それよりも一緒にいられる時間を一緒に楽しんであげたほうがコイツにとっては幸せなのではないか?と考え直して、今日は久々にお出かけしてきました。
考えてみれば、自分の寿命だっていつどうなるかなんて判りません。天が与えてくれている時間をどう使ったのかこそが大切なのではないのか。自分はその時間を浪費してはいまいか?
今関わりのある人達との時間がいつまでも続いていくような錯覚を持ってはいまいか?その人達からいただいた恩をお返しできているのか?
そんな事を考えながら、お散歩に出かけて・・撮った写真は・・shioさんが云うように「写真は写心」で、心の動揺がそのまま現れて・・失敗ばかり(^_^;)集中力を欠いていて・・まだまだ修行が足りません。
それでも、今日の1歩は自分にとっては大切だったような気がする。レディに感謝!自分も毎日を大切に生きようと改めて思いました。
1 件のコメント:
犬の十戒、胸が詰まりました。
15年と80年の比較ではなく自分の生き方ですね、俺も自ら招いた今をどう生き抜くか?それだけです。
レディは走りまわれてさぞ、喜んだことでしょうね、走ることを望んでいたから。
人間だけがいろいろ理屈つけて生きてます。
様々な価値観を此処に持って。
地球上の生き物の中で唯一人間だけ。
かく言う私も、同じ人間。
だから自らが満足できる人生を送りたい。
いつか、必ず訪れる最後の瞬間に笑えるように、最高のありがとうを言いたいです。
生まれて来たことに。
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