2011年2月20日日曜日

表現の意図

写真でも文章でも音楽でも表現者の意図が含まれている。表現者自身の感情を表現したものもあれば、その表現を受け取った側に生じる感情の動きを見据えた表現もある。最近ニュースを見ていて特にそれを感じる事が多くなりました。報道を使って世論を煽動するような意図が見え隠れしているように思うのです。


GXR + GR LENS A12 28mm F2.5

ネットを使って調べ物をしようにも、結局はいくつかの検索エンジンの結果から拾って読む事になるわけで、検索エンジンそのものにある種の「意図」が仕組まれていたならばプロパガンダから逃れる事は出来ないのかもしれません。報道機関も検索エンジンも企業が運営している以上、会社の収益にプラスになるような見せ方を工夫したり、スポンサーへの配慮だって当然のはず。


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そういった「意図」を排除して情報や表現を読み解く能力も情報リテラシーの一つなんだろうが、「巧妙に表現された情報」に抗するのはなかなか難しい。

趣味のブログなので突っ込んだ話をする気は毛頭ありませんが、情報通を自任している人にも様々な事を鵜呑みにしている人が多い事にちょっと驚きました。

2 件のコメント:

carp1976xp さんのコメント...

何をやるにしても、自分の考えを持たずに取り組んでしまえば、必ず他者の込めた「思い」に制されてしまう事になると思います。
だからこそ、何にしても、まずは自身なりの考えをしっかりと持つ事が大切です。

「あれ、そーかなあ」って、何に対しても思えるようにならなければなりません!

ゆっきぃ さんのコメント...

carpさん
昨今の情報の洪水・津波の中で、自らの力で泳いでいる人ってどのくらいいるんでしょ?
情報量は少ないよりは多い方がいいに決まっていますが、量ばかりに目がいってるように思えてなりません。
多くの場合「量が多い=正しい情報」と思っちゃいがちじゃないですかね?
今や誰でも「情報発信元」となる時代。
元ネタを鵜呑みにしてさらにそれが拡散し、量が増えたとするならば「量が多い=正しい情報」とは云えないですよね。
carpさんのように受けた情報を「あれ、そーかな」と云う目で見られるような教育も大切なんじゃないかと思うのです(^^)
どうも最近の・・特に政治のニュースを見るにつけ・・感情論が気になるのです。