先日人生初Macを購入後数日が経過した。購入時には秒読みに入っていた新型MacBook Pro(その時はProカテゴリーという噂でした)ですが、いよいよ発売開始になったようです。カテゴリーはProではなくMacBookでした。
初MAC第1印象で一番感じた「色の違い」ですが・・・ある程度じっくり触っているうちにやっぱりどうしても腑に落ちないほど色が違います。
私のWindowsはXPですが、モニターはナナオのCG241Wで定期的にEYE-One Macthでキャリブレートもしています。
Windows環境でキャリブレートした様子。左側のグラフの通り、AdobeRGBの96%を表示できる色域の広いモニターです。
IEを使ってインターネットの写真を見る場合、IEは色管理を考慮していないブラウザーなのでマシン毎に色が異なる(^_^;)なので自分のPCでIEで写真を見てきれいだと思っても、それをWebにアップして他のマシンからIEで見た場合は同じ色で見えていることは少ないようだ。
ローカルPCでICCに対応したPhotoShopなどのアプリで開いた画面と、同じ画像をMacBookで開いて並べて見てもだいぶ色が違います。
これって・・もしやMacBookの液晶ディスプレイの色域が狭いのかも・・と思い立ち早速MacBookのキャリブレートも実行してみました。
すると・・ 左側の緑・青・赤の中にある三角形の大きさを上のCG241Wと比べると・・一目瞭然に表示できる色域が狭いのが判ります。
そりゃ、MacBook Shiro +2Gメモリの価格より高価なディスプレイなんだから違っていて当然なんですが、じゃぁWindowsのノートPCのディスプレイと比べたらどうなんだろ?ってことでやってみました。
こちらはPanasonicのCF-W4通称レッツノートのディスプレイです。残念ながら、MacBookはこのWindowsノートPCと比べても色域が狭いようです。orz
せっかくOSできちんと色管理出来る仕組みを持ちながら、ディスプレイの能力が不足して力を発揮できていない事がわかります。もちろん、普通にネットサーフィンして、メールして・・って使う分にはどうでも良いことなのですが、私の場合写真撮影の現場に持っていって色や露出の確認が出来たら良いなって思っていましたのでこれにはガッカリ。
そういう用途にはMacBook でなくMacBook Proを選んだ方が良かったのでは?・・そう考えたりもしたのですが、そこで先の新型Proの噂と現行15inchのMacBook ProのディスプレイのバックライトがLEDになっているという事が引っかかっていました。
LEDバックライトになって薄く低消費電力になっている事は確かなのですが、あちこち見て歩くと色がきちんと合わないと嘆いていらっしゃる方が多かったのです。新型MacBook AirもLEDバックライトになりました。今後はどんどん液晶バックライトはLEDに変わっていくでしょう。しかしまだ採用されてからの時間が短くて、色が安定して合うのか?など様子見の方も多いようです。
最後に、MacBook Shiro にCG241Wを外部ディスプレイとして接続し、キャリブレートを行いました。
当然のように・・・ばっちりの色見と特性。これでsafari(safariは色管理できるブラウザーだそうです)でネットサーフィンして見えた色は正しい色見で表示されているはずです。
MacBook・・Macだからという思い込みはあったにせよ、PanasonicのLet’sよりも色域の狭い液晶だったっていうのにはちょっとガッカリでした(T_T)
新しいMacBook Air。LEDバックライトの色の再現性や安定性の評価がこれからたくさん目に出来ると思います。クオリティアップに繋がっていることを期待したいと思います。
1 件のコメント:
Mac知識並以下の私が
コメントしてもいいのかわかりませんが
色々と勉強になったのは確かです。
ありがとうございました。
ゆっきぃさんが実際に
使ってからのコメント本当に
ありがたいですよね!!
といいながら 私はもっともっと
PC勉強しなければ・・・・。
むづかしい><。
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